めも。

実習先でよく見かける薬を挙げてみましたーo(。・ε・。)o



まず、【プリンペラン】について★

プリンペラン（一般名：メトクロプラミド）
≪胃腸機能調整薬≫
●作用●
中枢性嘔吐、末梢性嘔吐のいずれにも抑制する作用がある。
また、胃の蠕動運動を亢進し、あるいは消化管の運動異常を調整して胃部停滞を除去し、消化機能異常症を改善する。

●使用目的●
①嘔気・嘔吐の対症療法
②胃排出能遅延による消化器症状の改善
③胃・食道逆流症（GERD）の自他覚所見の改善

●使用法●
軽症例では1日量10～30mgを2～3回に分けて食前に内服投与する。
症状の強い例や、経口摂取が困難な例では1日10mgを筋注、または静注する。

*注射薬や輸液の調剤の時に見かけたので、プリンペランを処方された患者さんは、症状が強いか経口摂取が困難であると考えられる。

●使用上の注意●
制吐薬として用いる場合には、対症療法原則を守り、より特異的な治療に向けての補助療法と考える。
胃排出能異常に対する治療では、個々の症例の病態をよく考察する。むやみに用いても期待した効果が得られない可能性がある。
胃・食道逆流症（GERD）での使用は厳密には適応症外ではあるが、有効である。ただし、酸分泌抑制薬との併用が原則であり、重症例ではかえって症状を悪化させる可能性がある。

●副作用●
血液脳関門を通過するため錐体外路系症状が出やすい。
パーキンソン病の患者さんはもちろん、高齢者では同様の効果を有する他の薬剤を用いた方が良い。